ひばなのシネマの天地

スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
*Edit TB(-) | CO(-) 

DVD鑑賞

Invitation from kaspar/カスパー・ハウザーの謎

カスパー・ハウザーの謎 [DVD]
¥3,909
Amazon.co.jp


19世紀に実在した謎の野生児“カスパー・ハウザー”の視線を通して、現代人の醜悪さと虚構を鬼才ヘルツォークが描き上げた異色作。


17歳になるまで地下牢に繋がれ、人間の存在すら知らなかった彼が、文明社会に解き放たれ人々の好奇の視線にさらされる。



     


こんなにひどい仕打ちを なぜ??という想いは ストーリーが進むにつれ変化します。 


心ある人からのやさしさと教育を受けたカスパーは 次第に意思の疎通が出来るようにはなってきますが・・・


カスパーの心の中には 好奇心ではなく 虚無が広がっていくのを感じました。 


大切に蒔いて育てた苗を 踏みにじられた時のカスパーの悲しみ・・無垢なものへの慈しみ。


文明社会から切り離されて生きてきた事で 純真無垢なカスパーが生まれたとしたら・・・複雑な気持ちになります。


一方でカスパーを分析しようと躍起になる人々。 このアンバランスさに恐怖感を覚えました。



     


人々は何を知りたかったんでしょう・・・ カスパーを通して見えてしまう虚構を 否定するための証拠が欲しかったんでしょうか・・・


ラストは 悲しくて切なくて そして虚しい終わりです。


カスパー・ハウザーの生い立ちについては謎のままです。 この作品で人間の傲慢さを思い知りました。

スポンサーサイト
*Edit TB(0) | CO(0)

~ Comment ~















管理者にだけ表示を許可する

~ Trackback ~


Back      Next


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。